美音先生によるチャンティング入門クラスが2月22日よりスタートしました。
このクラスでは、全4回のレクチャーと実践をもって、短いマントラを正しく唱えられるようになること、そして、ヴェーディック・チャンティングの導入を行っていきます。
「マントラ」と「チャンティング」は何が違うのか。
そして、どのように練習をしていくのか。
美音先生のレクチャーを受けながら、実際にいくつかのマントラを詠唱していきます。
サンスクリット後のマントラを唱えることは、とても不思議な経験です。
日常生活で、誰かとコミュニケーションを取るために、声を出し、話をすることはあっても、自分の言語でもない音を詠唱することはありません。
初回のクラスではOmとSantihの二つの音を、繰り返し練習し、唱えていきました。
言葉で説明することは難しいですが、この二つの音は、唱えただけでも、
そのあとに感じられることや、残る余韻が異なります。
Omの詠唱では、唱えた後の静寂を待って、次の音を唱えるという練習もありました。そして声に出さず、ハートの中で唱えた時には、とても心も感覚も落ち着いているように感じられました。
もちろん、これは人によって感じることは、思うことは色々ですが、
長く、聖音として大切にされてきたマントラには、
私の想像をはるかに超えるパワーがあるのだと確信しています。
そしてチャンティングをした後の、余韻の時間はとても瞑想的で、
なんとも言えない幸せに満たさせた時間となりました。
美音先生は、ここ数年、毎年インドに渡印し、インドのメナカ先生よりチャンティングを習っています。先日、さおり先生がブログに「ヨーガの教えは包括的でそれぞれの先生が得意分野を持っている」と書いてくれていましたが、
美音先生は、この教えで大切にされてきたマントラを長く、熱心に学ばれ、
そして私たちに伝えてくれています。
マントラは、ヨーガの中でももっとも私たちの内側へ浸透するツールであり、
ヨーガの伝統そのものです。
またマントラの中には、たくさんの教えが隠されています。
私たちが今学んでいる、同じ音を
インドでも、そして古代のヨギや聖者たちも
場所や時間を超えて唱えていると思うと、
なんだかタイムトラベルしたような不思議な気持ちになります。
それと同時に、
自分の内側にある何かに、触れて、幸せな気持ちや満たされる想い感じさせてくれます。
「素敵な服をいつまでもカッコよく着たい、やめたらきっと太る」今思えば笑ってしまうけれど、歳を重ねていくことでおきる変化への不安が強迫観念のようになっていました。
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