4月19日VINIYOGA INTERNATIONAL GLOBAL PRAYER

日本語訳:宗近幸代  
※不定期に更新しております。タイミングにより、日本語訳を掲載できない日もあります。予めご了承ください。

Day 11 | 19 April 2020 | Total Live attendance – 208

こちらから当日の音声を再生できます。https://www.viniyoga.com.sg/viniyoga-prayer

VINIYOGA INTERNATIONAL GLOBAL PRAYERチャンティングセッションは4月30日まで延長となりました。時間は同じく日本時間14:30-15:00となります。

今日の11日目は、最後のKavacam(守護・保護のチャント)、Nārāyaṇa kavacamを行います。

このチャンティングは特別なことに加え、長く、難しいチャンティングでもあり、一番最後に残しておきました。

Nārāyaṇaの主な意味は、以下のように定義されています。
「Narānam Ayaṇam iti Nārāyaṇah」

私たち全てが最終的に辿り着く所。
そして、私たち全てが生まれてきた所。
と言われています。

Nārāyaṇaとは、創造主の名前であり、本来私達全てを生んだ元であり、本来私達全てが向かい辿り着いて行く元です。
私たちの「源」であり「目的地」。
人間だけでなく、動物を含む全ての生物が、 誰もがどこかのタイミングで最終的に辿り着く所です。

このように考えると、私たちは皆、家族なのです。
そして今、この「つながっている」という感覚を持つことは、とてもとても大切なことだと知っていて下さい。
それは血縁ではなく、実のところ、本来神聖なるもののPrāṇa(生命エネルギー)が私たち皆全てを一つにつなげているのです。

今社会的な閉鎖や自粛の中孤独を感じる時、どれだけ自分が孤独なのかを思うよりも、
私たち皆がいかにつながっているのか、誰が自分のために居てくれるのか、自分は誰のために存在しているのかを思うことで、
心の中で皆が一つになれるのです。
ですので、どうぞこの思いやヴィジュアライゼーションを持ち続けて居て下さい。
なぜならこれこそが正に、普遍的で大きく神聖なコンシャスネス(最も本質的な意識)を表している象徴的な意味なのです。

私たち一人一人のコンシャスネスは、この世界の中で一人ぼっちではありません。
それぞれが、大きなコンシャスネスの一部なのです。
ちょうど、様々な場所からの水一滴一滴のようなものです。
その水滴が、河のものであろうと、雨のものであろうと、湖からのものであろうと、最終的には広大な海へと混ざり合い一つになります。
同じように、私たち一人一人の小さなコンシャスネスも、最終的には神聖なる大きなコンシャスネスと一つになるのです。
この神聖なるコンシャスネスはサンスクリット語で「mahodadhi」(偉大なる海)と呼ばれています。
私たちは小さな水滴で、神聖なる物は大海なのです。

どうぞこの現実とつながっていて下さい。
そして、明日からもチャンティングを続けていきましょう。
明日からは、また私どもの伝統による色々なチャンティングを行っていきます。

親愛なる友人の皆様、ナマステ。

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