先日の美音先生のブログはもう、読まれましたか？
ヨーガがインド発祥であることは多くの人が知っていることですが、
インドで伝えられてきたヨガとみなさんが知っているヨガには少し乖離があるかもしれません。
ヨガといえば、まだまだ女性のダイエットや美容のための健康法というように理解されていることがほとんどですが、ヨーガは古代インドの教えからくる「哲学そのもの」であると私は理解しています。
もちろん、ダイエットや美容にもとても効果的ですが、それ以前に私たちが生きていくために大切なことを先人たちが示してくれています。
インドの先生が、かつてワークショップで話してくれた例えで、端麗な容姿を持ったスーパーモデルが皆幸せだと思うか？と話してくれていたのを思い出します。ヨーガの教えでは、私たちの苦しみの原因は「心」にあると考えています。
お金や裕福さを手に入れている人でも、心にゆとりや自信がない人はたくさんいます。
反対に、決して見た目は良いスタイルではないけれど、自信と誇り、豊かさを持って生活をしている人もたくさんいます。
そんなことはわかっているのに、
ついつい、わかりやすい見た目の容姿や、物質的な裕福さで物事の価値を示そうとするのは、きっと人間の性なのだろうとおもます。
仮に全く同じ素材でできていても、ノーブランドより、ブランドのある方が安心感ってありますよね。
さて！
2月からはクラスが一新されます。
シリーズクラスはチャンティングとアーサナの二つのシリーズクラスが始まります。こちらはまだ申し込みを受付中です。お早めにお申し込みください。
火曜日の夜１９時からは美音先生による「メディテーションクラス」
水曜日の朝１０時からはえりか先生の「ゆったりヨガ」
金曜日の朝１０時から隔週で「マタニティヨガ」
その他のクラスも少しクラス名が変更になっています。
クラスはいずれも予約制・定員制となっています。
ぜひお気軽にお問い合わせください。
また公式LINEでは先行して、さまざまな情報をリリースしています。
スワルーパのクラスはいずれもクリシュナマチャリアの教えがベースになっています。「ん？クリシュナマチャリア？」と思った方にブログの最後に少し説明を載せておきます。
クリシュナマチャリア師 
ヨーガスタジオスワルーパ（都立大学）
クリシュナマチャリア師は、１９世紀から２０世紀前半にかけ、インドで失われかけていたヨガの教えを近代に伝えたヨガマスターです。1888年に南インドで生を受け、101歳の生涯を閉じるまでインド各地でヨガを学び、自ら実践者としてまた指導者として多くの人にヨガを伝えました。世界的にも有名なアイアンガー師やアシュタンガヨガのパタビジョイス師、西洋人初の女性ヨガ指導者のインドラ・デヴィ師など２０世紀を代表するヨガ指導者たちが彼の下でヨガを学んでいました。クリシュナマチャリア師の限りない知識と経験はヨガのみならず、アーユルヴェーダやサンスクリット語、インド哲学のパイオニアであり、それら全ての知識と経験をもとに、一人一人の生徒に適したヨガを伝え、ヨガ本来のあり方を示されました。彼の名前を知らない方でも、私たちが現在おこなっているヨガの多くがクリシュナマチャリア師の影響を受け、伝えられてきたものなのです。
クリシュナマチャリア師
