現在クリシュナマチャリア ヒーリング & ヨーガ ファウンデーション
TheViniyoga® Traditionのカウストゥッブ先生が4月9日から4月19日
→4月30日まで(延長となりました)、毎日14:30-15:00(日本時間)の30分間無料チャンティングのセッションを行っています。
世界中の生徒が参加しており、毎日参加者が増えています。

「チャンティングは、私たちの身体の中のヴァイブレーションを変える素晴らしいツールです。先祖や先代の先生方からのご加護を頂くように、彼らへの最も伝統的で完全なprayer(Prārthana-ślokāni)で始め、ヒーリングチャントや私たち自身を守るチャンティングを、短いリフレクション(内省)共に、唱えていきます。」

先日より参加可能人数枠が広がったため、どなたでも参加が可能になりました。以下のリンクからご参加下さい!https://zoom.us/j/183178005

今までのチャンティングとセッションは、こちらから聴くことが可能です。https://www.viniyoga.com.sg/viniyoga-prayer

また以下は先日送付されたカウストゥッブ・デシカチャー先生から、
ニュースレターを通してのメッセージ(日本語訳)です。 訳:宗近幸代

「外に出かけられない時は、内に歩んで行こう。 」

コロナウイルスに覆われた恐怖とパニックが、世界中の人々の心を掴んでいます。アジアで始まった問題が、今や全世界に広がりを見せています。感染してしまう方の数が増え、封鎖や外出禁止が執り行われています。多くの人々がフラストレーションを抱え、この問題に怒りを感じている今は、同時にどれだけこの状況をベストに乗り越えていけるのかを見つめる貴重な時でもあります。

ヨーガの実践者として、私が言える一つのことは、もし外へ行けないのなら、私たちは内側へ行くことが出来るということです。そして、ひとりの個人として、社会として、どうあるべきなのかを内省する大切な時でもあります。

命とは、どれだけ脆いものなのかと気付かずにはいられません。自分たちにとって何が一番大切なのかを見つめ始めましょう。家族や、友達、隣人、そして自分の生活の中にいる方達とのつながりを深めましょう。そして、人間はお互いを思いやることでのみ生き続けていく種族として、今まで自分とは関係ないと思っていた人たちとのつながりも持って行きましょう。

高齢者の方々は、このウイルスに対して最も弱い免疫を持つ方達です。このウイルスで命を失った方達の多くは75歳以上です。これらの方々は、私たちが到底まだ持てていない類まれな経験の持ち主です。私たちが想像さえ出来ないような状況の中も、団結しながら力を合わせて生きて来られた方々です。無視をするのではなく、高齢者の方々をさらに手助け、彼らから学ぶことに努め、意識しましょう。

私たちが今負っている犠牲は、大義のためでもあると知っておきましょう。困難の時、人々は団結していくことが大切です。感染を恐がり、ただ動かずにじっとしているだけでなく、全人類の中で一番弱い方達にウイルスを与えないために自宅に留まることが大切です。外部から高齢者の家族へ、又は私たちから自分と関係のない外部の方達へ影響が及びます。今私たちの連帯・団結が試されており、一つになっていく時なのです。

私たち自身、そして他者を、傷つけてしまったことに対して許しましょう。これらの行いは、私たちの無知、エゴ、またはその両者から来るものです。けれども、私たち自身の生存自体が脅かされるような時、そういった考えは一切関係なくなります。エゴは、私たちを時にとても大きく見せてくれるかもしれませんが、人間の存在とは目に見ることもできない位の微細なウイルスによっていとも簡単に危ぶまれてしまうものなのです。

地球は、癒され始めています。様々な国で完全封鎖が起きる中、ベニスの運河はきれいになり魚が戻ってきたり、イルカがイタリアの湾に戻ってきたり、シカが散策を楽しんでいたり、中国では歴史的な空気汚染減少の記録が出ています。正に、世界には人間自体がウイルスです。地球は、自分自身で浄化を始め、より健やかになっています。 再び、地球に住む私達に資源を提供できるように。そしてそれと同様に、私達人間も行いを見直し、より良い行動を選んでいくことが今のような事態を再び作り出さないためにも大切ではないかと感じています。

立ち止まって、私たちの消費のパターンを、見直しましょう。何を食するかだけでなく、どの位食するのか。そして、自分が消費するものに対して感謝を持っているのか、そして同時に、充分に入手することの出来ない人たちにも分かち合う思いを持っているのかを。 
洋服や靴、車、コミニュケーションのための携帯やPCなど有形のもの、又ニュース、噂、絶え間ないメッセージの量という無形のものへの姿勢や関わり方も見直しましょう。そして自身の中で何が消費や使用をする動機になっているのかを判断し、より適切な選択をしましょう。これは今のパンデミックの時だけでなく、その後も続けていくべきことです。

カルマは、偉大な力で、物事を等しくします。我々は、多くの動物を檻の中に入れ、動物園だけではなく、食料市場にも閉じ込め、本来は平等に彼らのものもであるはずの自由とこの世界を楽しむ権利を奪って来ました。今は、私たちが家という檻に入れられ、歩き回ることが出来ない番になっています。西洋の政治家は社会主義という言葉を嫌悪し、悪者呼ばわりして来ました。けれども、今彼らは大急ぎで市民に現金を渡せる法を可決しようとしています。

私たちは、このような因果応報を物語るたくさんの例が起こっていることに気付く必要が有ります。政府は、看護従事者に対して適切な扱いや報酬を渡すことなく過ごしてきましたが、今このような危機の時、彼らこそが超過しながら働き、救いの手が必要な方々を助けているのです。私たちはこの困難の中に立ち上がり助けを施している方々に、心からの深い感謝を届けなくてはいけません。

その人の本来の姿は、逆境の時にこそ表れます。
静けさ、そして穏やかさとともに落ち着き、この困難な時に向き合いましょう。私たちは戦争に行けと言われているのではなく、ただ、気を付けなさいと言われているだけなのですから。
「外を歩けない時は、内に歩んで行こう。 」
ナマステ

Dr. カウストゥッブ・デシカチャー
クリシュナマチャリア ヒーリング & ヨーガ ファウンデーション
TheViniyoga® Tradition
http://khyf.net/
https://www.viniyoga.com.sg/

ヨーガスタジオスワルーパ

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