インドでのトレーニングを終え、玲子先生がブログに寄稿してくださいました
ぜひ読んでみてください。
美音(みね)先生からバトンを受け取っていましたが、ようやくブログを書くことができます。
二週間のアドヴァンス・ヴェーディック チャンティング トレーニングを終えて、次の二週間は、Viniyoga ヨーガセラピーの ティーチャートレーニング でした。2017年から2020年まで今回が6回目最後のモジュールとなりました。
Viniyoga の ヨーガセラピーは、クリシュナマチャリヤの伝統的なヨーガの教えとアーユルヴェーダの知識に基づき、ヨーガセラピストにより生徒自身の持つ本来の力(自己能力)を活かし、統合的な方法で非侵襲的かつ補完的な方法で生徒さんの苦しみを緩和、癒しを目指すヨーガのプロセスです。これは、予防的、治療的であるだけでなく、病気の管理する手段として、すべての人の治癒を促進する手段としても役立ちます。
今回は、最後のモジュールになり、総まとめでもありました。毎日朝7:15からのアーサナ練習から始まり、メディテーティブ プラクティスで5時まで学校です。
最後の疾患別の学びでは、「トラウマ、PMS、骨粗しょう症、子宮筋腫、卵巣嚢腫、乳ガン、卵巣ガン、摂食障害、脊椎側湾症」でした。
特にトラウマの授業で印象的だった学びを少し書きたいと思います。トラウマは、悪い経験の記憶が、その人の中でイメージを作り上げ習慣となり、時間が経ってもその習慣が痛みのトリガーとなるということ。リアリティは、ポジティブな世界であっても、その悪い記憶に意識が奪われることで他のことも全てがネガティブな世界と思えてしまう。このネガティブな記憶の習慣をポジティブなものに変えること、経験の事実は変わらないけれど記憶を清めていくこと。これが、ヨーガセラピーにできることです。
また、今回特別にデシカチャー師の奥様のメナカ先生によるセラピーでの観察の仕方、脈診の仕方を学びました。彼女の深い学びと経験による的確で興味深い授業でした。光栄にも脈診のモデルをさせて頂きました。
そして、最後に学校で卒業のセレモニーをして頂きました。世界中から35名の生徒が集まりましたが、3年後卒業まで辿り着いたのは20名でした。1000時間のトレーニングを終えました。生徒の代表で挨拶をしてれた友達の言葉をお借りして終わります。
この学校が船の港と例えると、この安全な港で私たちはKHYFの素晴らしい先生方から深い学びを受け取り、ようやく錨を上げて旅立つ時を迎えました。これから荒波が来ようともしっかりと作り上げた船は波に飲まれることなく旅を続けていくことができるでしょう。
ヨーガセラピーといっても、実はたくさん考え方や基準のものがあります。その団体によってセラピストの基準が定められており、提供するセラピーそのものも、団体により異なっています。KHYFのヨーガセラピストは、実は日本にはまだ数名しかいません。玲子先生は、1回のトレーニングは2週間、それを3年間、半年毎に渡印し、1000時間にも及ぶトレーニングを経て、セラピストになるための教えを学んでこられました。
現在、スワルーパでは、幸代先生と玲子先生の2名の公式セラピストによるヨーガセラピー(個人クラス)を受講していただくことが可能です。
幸代先生は、この教えの長いキャリアを持つ指導者であり、セラピストです。後任の育成や関西などでのクラスも展開してくださっています。インドの先生方の通訳もつとめられ、お一人お一人に向き合いながらヨーガを通じ、生きたセラピーを実践されてきました。
また玲子先生は、正看護師として医療に従事されていた経験を持っています。様々なヨーガを経験されたのち、クリシュナマチャリアのセラピーを受け、2012年よりこの教えの学びをスタートされました。足掛け、8年ようやくこの教えのセラピストとしての歩みをスタートさせてくださいます。
ヨーガセラピーを受講されたい方は、ぜひこちらより詳細を確認ください。
クリシュナマチャリアの教え 東京ヨーガスタジオ スワルーパ
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